【室内鯉のぼり】通年の縁起物にも。菱積み鯉のぼり
▲ミニ兜飾りと菱積みこいのぼり(カラー)
現代スタイルの鯉かざり
男の子の健やかな成長を願う端午の節句ですが、元々は邪気を祓う行事として中国から奈良時代に伝わった習慣でした。
伝わった当初は宮廷行事として菖蒲を飾り、鎌倉時代の武家が「しょうぶ」と「尚武」をかけた事から徐々に現在の形に発展して今日に至ります。
▲菱積み鯉のぼり(ネット限定/ナチュラル)
近年では住宅事情の変化で鯉のぼりをあげる家庭も少なくなりました。鯉のぼりにもベランダ用や室内用の飾りなど現代の住宅スタイルに合わせて変化しています。
菱積み鯉のぼりは小型で、インテリアに馴染むおしゃれな五月飾りとして開発されました。張り子の鯉と菱形の木枠を組み合わせ、根強い人気のナチュラルテイストや北欧インテリアとも大変相性が良いデザインに仕上げました。
「無病息災」「子孫繁栄」の菱
菱形は吉祥紋様の一つとして、古くは縄文時代の土器にも用いられてきました。
文様としての菱は、水草のヒシの葉や実の形に似ている事から名づけられたとされています。ヒシは繁殖力が強いことから「無病息災」や「子孫繁栄」の意味が込められています。
鯉はどんな意味? 3つのPoint
・Point1 立身出世
鯉は中国の故事「登竜門」から立身出世の象徴として扱われてきました。また、激流をのぼりきって龍となった言い伝えから「逆境に負けないよう」という願いも込められています。
・Point2 丈夫で逞しい
実際に鯉は生命力が高く、平均寿命は15〜20年と生きるそうです。また、清流でなくても生きられる環境適応能力を持つ逞し左から、健康で丈夫に育つよう願いが込められています。
・Point3 穏やかな性格
縄張り争いをしない性質で、掛け軸などでも二匹で泳ぐ図柄は家庭円満の意味が込められています。
まとめ
五月人形ながらインテリアにマッチするデザインとなっています。鯉は子供以外にも大変ご利益のある縁起物として人気なモチーフです。立身出世や金運上昇、商売繁盛や家庭円満の意味が込められています。掛け軸では年中掛けとして季節を問わない図柄として飾られているので、年中飾りとしてもご使用できるかと思います。
▲羽二重張り金魚と菱積み金魚
金運アップに!夏に!金魚 もう一つの菱積み
視覚的に涼やかな気持ちにしてくれる夏の風物詩、金魚の菱積み飾りもご用意しています。また、金魚は中国語の「金余」と発音が近いことから、金運アップの縁起物として愛されてきました。
本物の金魚は飼えないけれど「季節を感じたい」「金運アップしたい」方におすすめです。風水的には運気の出入り口でもある玄関で金魚を飼うと金運アップするそうですが、飼育環境に適さない場合やあまりスペースがないという事もありますよね。
菱積み金魚は幅9.5cm×奥行き7cm×高さ26cmと小スペースでも飾ることができます。振動や風で金魚が揺れてお出迎えしてくれます。