芸術の秋!白仕上げで秋を楽しもう
●●の秋がやってきた
食欲の秋
ようやく秋らしくなってきましたね。朝まだまだ暑さが残っていた頃には、スーパーや飲食店では秋の味覚や限定商品などで一足先に秋の訪れを感じた人も多いかと思います。日本人に欠かせない主食のお米や様々な食材が旬を迎える「食欲の秋」ですね。
『●●の秋』といえば「スポーツの秋」や「読書の秋」、「芸術の秋」もあります。
スポーツの秋
「スポーツの秋」は気候の良さや東京オリンピックの開催月が10月であった事から、同月10日にスポーツの日が制定されたことが由来とされています。
【余談タイム】ある日、会社で飾られている特大張り子たちが2x2にで置かれ「組体操みたいだな」と思って撮った写真をいじりました。
最近の運動会は組み立て体操が無いと聞いて驚いています。私はもちろん「有った世代」なのですが、何段も重なる組体操は、下の段も上の段もそれぞれの大変さがありますよね。
読書の秋
また、「読書の秋」もいくつか由来があり、気候や夜の長さのほか、文化人の言葉によって定着したとされています。唐時代の詩人・韓愈(かんゆ)の漢詩「灯火親しむべし」を夏目漱石が『三四郎』で引用したことで「読書の秋」が定着したという説があります。
芸術の秋
「芸術の秋」というと、秋になると日展などの大規模な美術展や展覧会・音楽会が多く開催されるイメージもありますよね。言葉としてイメージが定着するきっかけには、1918年発刊の「新潮」内で「美術の秋」と記載されていたものが転じて「芸術の秋」となった説もあります。
群馬県内の中之条町で2年毎に開催する「中之条ビエンナーレ」は「農家が多いので、町内がひと段落つく時期だから」とガイドの人に聞いたことがあります。
秋は色々なものがひと段落して心に余裕が出る時期なのかもしれませんね。また、秋は紅葉などもあって、自然の美しさも際立つ季節です。そういった所から触発される部分もありそうですね。
過ごしやすくなった秋。ぜひ「芸術の秋」に触れてみてはいかがでしょうか?
芸術は脳やストレス解消に良い
芸術と聞くと、普段触れない人はハードル高く思えますよね。とくに、制作に至っては「上手にできないから」とより敬遠する人も多いです。
ですが、芸術に触れることは脳の活性化やメンタルへの効果があると言われ研究が盛んになってきているようです。経済産業省のアートと経済社会について考える研究会でも芸術鑑賞が痛みを低減する効果について発表をしていました。(該当資料→https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/art_economic/pdf/001_09_00.pdf)
また、塗り絵だけでもストレス解消や認知症予防に効果があると期待されています。昔は子供のものというイメージだった塗り絵本ですが、大人向けも沢山出ていますよね。
介護福祉施設では、脳や精神的な効果を期待するほか、手先の動作が衰えないようにと工作レクを積極的に取り入れていたりもしますよね。
白仕上げは立体なので平面と違う工夫がいることで脳トレ、掴んで塗るので指先を使うなども期待できそうかなと思います。レクやイベント用はもちろん、個人的なご趣味で白仕上げの絵付けにチャレンジしてはいかがでしょうか?辰の張子や、達磨の張子もありますので、年始の飾りにも活躍しちゃいます。
デコるところから始めてみる
「絵心がなくてどう書けばいいかわからない」という方にも、白仕上げの中には顔は書かれている「犬張り子しろ1号(白仕上げ/顔あり)」「犬張り子しろミニ(白仕上げ/顔あり)」というのもあります。
クラフトパンチで花形などに切り抜いた紙や布を貼り付ける、接着シール付の素材を使ってみる等「デコる」ところからスタートするとチャレンジしやすよ〜!
上の写真は、花形に切り抜いた折り紙を貼っていったものなんです。弊社と「スマイルパートナーシップ」を結ぶほしの子さんで開催されたワークショップでの作品で、パリにゃんのデザインを手がけたイラストレーターのマリー・アセナさんにも参加して頂きました。
用意したのは、絵の具やマーカーペン、友禅和紙の端紙、折り紙(色々な形に切り抜いたもの)、リボン、糊など。
文字を書く人や、隙間なく綺麗に折り紙を貼る人、勢いよく絵の具で塗っていく人など様々に表現してもらいました。
紙の素材なので、身近な画材や素材でで絵付けを楽しめます。
マリーさんとワークショップ(Smile Partnership)
ICHINO Smile Partnershipの企画として「はりこーシカ®招き猫 パリにゃん」のデザインを手がけたイラストレーターのマリー・アセナさんをお招きし、「自分だけのオリジナルパリにゃんを作ろう〜」というワークショップを開催しました。 参加してくれたのは就労継続支援B型ワークショップほしの子の皆さん。ほしの子さんの利用者さんとご家族、我々一千乃と職員さんがサポートで参加し、思い思いのパリにゃんをみんなでつくりあげました。クリックで続きを読む
作家さんにもオススメ
白仕上げはアイデア次第でオリジナリティ高い絵付けもできちゃいます。イラストやアート上級者の方にもおすすめです。
もちろん、自身で絵付けした商品の販売や展覧会への展示・ワークショップイベントの開催も大歓迎です。
ハリコオンラインのブログでは、皆さんの創作活動活性化への一端でもお役に立てればと、白仕上げの活用事例を紹介を始めています。
紹介してもいいよ〜という方はお声がけ頂けるととても幸いです。こちらからお声掛けする場合もございます。よろしくお願いします。